野々川康弘 牧師

プロフィール

愛知県出身

コロンビアバイブルカレッジ卒業（専攻：牧会カウンセリング）

東京聖書学校卒業

元ＮＰＯ法人ふる里の会（東京）路上生活自立支援センターの生活相談員

元ＮＰＯ法人ハートネットニート自立支援の理事

元日光オリーブの里（祈祷院）スタッフ

社団法人産業カウンセラー

ＮＰＯ法人日本カウンセリング普及協会アートセラピスト

交流分析協会交流分析士2級

牧師挨拶

私は「もはや、わたしはあなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人が何をしているか知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼ぶ。父から聞いたことをすべてあなたがたに知らせたからである。」ヨハネによる福音書15章15節の御言葉が大好きです。

友は友に対して、自分のしたことを自己開示します。自己開示とは、自分が思っていること、自分が感じていることを開示することです。

主イエスは、御自身がいかに私たちを愛して下さっているのかということを、自己開示して下さいました。主イエスの愛とは、いつも神に背を向けて歩んでいる私が、決して滅びることなく、永遠に神と向き合って生きていけるようになるために、命を捨てて下さったことです。それ程までに、私を愛して下さっていることを自己開示し下さったのです。

それ程大きな愛で愛されているにも関わらず、私は、主イエスが私に望んでいる、神を愛し、隣人を愛することがなかなか出来ません。その証拠に、私は自分が必要な時は、神によく祈り、友人にもよく連絡をします。しかし、神の意志を汲み取る努力や、友人が私を必要としている気持ちを汲み取る努力は、すぐに怠るのです。

主イエスは、そんな私の罪を赦すために、十字架に架かって下さいました。罪深い私を見捨てず、御自分の愛を示し、友と呼んで下さっていることは、驚くべき恵みです。

そういう驚くべき恵みを、皆さんも教会で体験してみませんか。

私は産業カウンセラーでもあります。皆さんの悩みを解決することは私には出来ません。でも、皆さんの心に寄り添って、主イエスという御方を紹介することは出来ます。

私は、主イエスと皆さんの橋渡し役になることが出来ればと、いつも心から願っています。

皆さんが仙台青葉荘教会に来られることを、心からお待ちしています。

仙台青葉荘教会は、先達たちの信仰を受け継いて、日本基督教団の中にあって、ホーリネスの群れの教会として、四重の福音である新生・聖化・神癒・再臨を大切にして歩んでいます。

・新生

自分を主として、神を無視して生きている人間が、神を主として、神との関係に生きていく人間に変えられること。それが新生です。

・聖化

　神を無視して生きている人は、神との関係、人間同士の関係の破壊をする、ありとあらゆる罪を生み出します。それが、神の助けを得て、神を主として生き直す中で、自然に神との関係、人間同士の関係の破壊が修復されていくこと。それが聖化です。

・神癒

　人間は、神に造られた存在です。ですから、神を主として、神との関係に生きる人になったなら、人間の本来の姿に立ち返ったということです。人間が本来あるべき姿に立ち返ったなら、その人間は、健全な状態に回復していくのです。健全な人間の状態に回復していくこと。それが神癒です。

・再臨

世の終わりの時に、主イエスが再び臨まれることです。その時に、世の人たちは、主イエスは本当の神であったことを知らされるのです。クリスチャンは、主イエスの再臨を待ち望んでいます。但し、いつ再臨が来るのかは、聖書に詳しく記されていません。いつ再臨が来るのか分からないのです。また再臨は、人々を脅すものではありません。そうではなくて、クリスチャンに、希望を与えるために再臨のことが聖書に書かれているのです。

新生・聖化・新癒・再臨は、クリスチャンになったなら、必ず起こってくることです。そのことを信じているのがホーリネスの群れが大切にしているホーリネス信仰です。

最後となりますが、私たちの教会はキリスト教会です。エホバの証人やモルモン教とは一切関係ありません。そのことを御承知下さい。宜しくお願いします。