2021年12月24日 クリスマス・イヴ礼拝

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聖 書  ルカによる福音書2章1~7節

説 教  希 望 

 2021年も間もなく終わろうとしています。しかし、教会はすでに2021年は終わっており、すでに2022年に入っているのですね。キリスト教では、教会暦という特別な暦があり、この暦によって一年が数えられているのです。

 アドヴェント、これは待降という意味です。「待ち望む」の意です。何を待ち望むのか。救い主が来られることです。この救い主が来られることは、旧約聖書の約束であります。メシア預言と言います。メシアは救い主の意味ですね。

 このアドヴェントでもって教会の一年が始まるのです。カトリック、ロシア正教、プロテスタントのキリスト教会は一致しています。アドヴェントは4週あります。4週で4本のろうそくを一週ごとに点火するのです。4つ点火されたらクリスマス礼拝。主の降誕となります。教会の暦は、アドヴェント・クリスマス、キリストの受難・復活・昇天、聖霊降臨という3つの大きな神様のみわざによって分けられます。

 ここで申し上げたいのは、クリスマスは救い主の降誕、来臨ということです。

 先ほど読まれたルカによる福音書2章1~7節(降誕)と書かれている聖書の箇所。今日は、ここから希望という題で説教いたします。

 カウンセリングの有名なことばがあります。カウンセリングを少しでもかじったことがある方はその言葉はご存じでしょう。カウンセリング講座とかセミナーですね。その最初に語られるのですね。つまり、こうです。

他人と自分の過去は変えることはできない。

自分と未来は変えられる。

だれでも、過去を持っています。どんな過去か? 暗い過去、いやな過去、忘れてしまいたい過去。後悔したり、ミスがばっかり、犯したあやまちですね。

ああすればよかった。こうすればよかった。そういう後悔をします。自分の性格がいやだ。

 カウンセリング、心理学、精神分析学 

いやし、セラピーです。寛解。

 カウンセリングにない言葉

人生の解決
   悩み、苦しみ、痛み、人間関係
   親子関係のいたみ、自分自身のこと 何のために生きているのか

 救い

 赦し

  こころの底にある 人間の根源的なもの

   この解決なくしては、本当のいのち、人生の意味はない。

聖書の教え

 それは救いということです。救済。

 カウンセリング

  自分で自分を救うことができないのです。カウンセラーも同じです。

  救いは神様のみわざ以外ないのです。

キリスト降誕の意味ですね。救い主の誕生。

 救い、こころの平和 そして、世のすくい、平和、繁栄。祝福。

救いの根拠

贖い、贖われるということ。

 買い戻される。罪からの償い。

十字架の贖い
 神の子の死によって、
 わたしの罪が赦され、解決し、
 いのちへと買い戻された。
  平安、感謝、喜び、
  まことの救い

クリスマス それはまことの希望の日




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