仙台青葉荘教会について
当教会の前身は、仙台福音伝道館です。仙台福音伝道館は、1909年(明治42)9月に、東洋宣教会によって設立されました。当時、ホーリネス教会は、教会とは呼ばず、伝道館と呼んでいました。
その理由は、教会形成よりも、ホーリネス運動や伝道を主体としていたからです。しかし、1917年(大正6年)10月に、仙台福音伝道館が、東洋宣教会仙台ホーリネス教会と改名されました。しかし、1992年(大正11)10月に、東洋宣教会が日本で発展したホーリネス陣営と組織を分離しました。
そのため、東洋宣教会仙台ホーリネス教会は、仙台ホーリネス教会と改名されました。しかし、再臨理解の相違によって、中田監督派(きよめ教会派)と五教授派(聖教会派)が分かれた時に、五教授派に属することになって、仙台聖教会と改名されました。
そんな仙台聖教会は、1939年(昭和14)に閣議決定された宗教団体法(教会数50、信徒数5,000名以上でなければ、宗教団体と認めないとする法案)を、五教授派が奇しき神の摂理と受け止めて、30余の教派が合同して、日本基督教団を設立することを合意したことを機に、仙台聖教会は、日本基督教団仙台青葉荘教会と改名することになって、今の当教会の名前に至っています。
当教会も含めて、かつて五教授派に属していた教会は、日本基督教団の中にあって、ホーリネスの群れを結成して、現在、日本基督教団の中でホーリネスの群れとして活動しています。そんなホーリネスの群れは、JHA(ジャパン ホーリネス アソシエーソン)に加盟しています。そういったことがあって、当教会は、聖化大会、ケジックコンベンションを大切にしている教会です。
また、当教会が属している日本基督教団には、現在訳1,650教会が存在しています。そんな日本基督教団は、17の教区に分かれていて、地域に根ざした福音伝道や福音宣教をしています。当教会は東北教区に属していて、この地域での福音伝道、福音宣教に力を注いでいます。
現在、当教会には約130名の教会員がいて、毎週日曜日には礼拝と教会学校が行われています。赤ちゃんから高齢者まで、約65名以上が礼拝に集まっていまます。礼拝後には、教会員同士が交流を深めるための交わりの時間が設けられていて、地域社会との絆を強めることにも注力していいます。
当教会は、この仙台の地で、キリストの愛を実践して、神が説く平安をもたらすことを目指しています。
当教会の礼拝は、誰であっても出席することが可能です。教会の礼拝は、全ての人に開かれています。是非、礼拝にご参加下されば幸いです。
最後になりますが、当教会は、統一教会、ものみの塔(エホバの証人)/モルモン教/摂理とは関係ありません。お困りの方はご相談下さい。
ロビー (1階)
礼拝堂に隣接し、受付などに使用できます。
玄関(1階)
玄関 (1階) 靴のままお入りください。
お車の方は、教会の前の駐車場にお停めください。
礼拝堂 (1階)
最大200人程度を収容することができます。
パイプオルガンやピアノが設置されています。
和室 (1階)
8畳程度の畳の部屋です。
集会室 (2階)
机と椅子が設置され、会議、打ち合わせ等に使用できます。最大80人程度が座れ、部屋を2つに仕切ることもできます。電子オルガンやリードオルガンも設置されています。
厨房 (2階)
水道、ガス、炊飯器、食器など、一通りの台所用品が揃っています。
母子室 (2階)
母子室の窓からは、礼拝堂の様子を見ることができます。
教会の歴史
最初の教会堂
1928(昭和3)年7月
1956(昭和31年)
1968(昭和43)年
2階増築
現在の教会堂
1990(平成2)年移転
1909 | 明治42年 | 芭蕉の辻に仙台福音伝道館を建て、伝道開始 |
1917 | 大正6年 | 東洋宣教会仙台ホーリネス教会となる |
1928 | 昭和3年 | 本町3丁目(NHK向かい)に移転 |
1936 | 昭和11年 | 仙台聖教会と改称 |
1941 | 昭和16年 | 日本基督教団が設立されその傘下に入る。 日本基督教団仙台青葉荘教会と改称 |
1942 | 昭和17年 | 6月 旧ホーリネス教会への国家の弾圧により 当教会の中島代作牧師も検挙される |
1943 | 昭和18年 | 4月 教会解散を命じられる 11月 中島牧師保釈される |
1945 | 昭和20年 | 7月 戦災で会堂焼失 12月 信者宅にて礼拝、祈祷会を再開 |
1951 | 昭和26年 | 会堂建設 |
1977 | 昭和52年 | 1月 中島豊牧師主任担任教師就任 |
1990 | 平成2年 | 現在地に新会堂献堂 |
1991 | パイプオルガン設置 | |
2004 | 3月 中島豊牧師、和子牧師辞任 4月 島隆三牧師、静江牧師就任 | |
2007 | 10月 森田聖子伝道師就任 | |
2009 | 伝道開始100周年を祝う | |
2014年3月 | 島隆三・静江 牧師辞任 | |
2014年4月 | 潮義男 牧師就任 | |
2015年4月 | 後藤真英 伝道師就任 | |
2017年3月 | 後藤真英 伝道師辞任 | |
2019年12月 | 伝道開始110周年を祝う | |
2022年6月 | 関戸直子 伝道師就任(酒田暁星教会へ派遣) | |
2023年3月 | 関戸直子 伝道師辞任 | |
2024年3月 | 潮義男 牧師辞任 | |
2024年4月 | 野々川康弘・藍 牧師就任 |
「主の祈り」と「使徒信条」
主の祈り
「主の祈り」とはイエス・キリストが教えてくださった祈りです。
主の祈り
ねがわくは 御名をあがめさせたまえ
御国を来らせたまえ
御心の天になるごとく
地にもなさせたまえ
我らの日用の糧を 今日も与えたまえ
我らに罪をおかす者を 我らがゆるすごとく
我らの罪をもゆるしたまえ
我らをこころみにあわせず
悪より救いいだしたまえ
国とちからと栄えとは
限りなくなんじのものなればなり
アーメン
使徒信条
「使徒信条」とは「私たちはこのように信じています」という信仰告白です。
使徒信条
我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。
主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生まれ、
ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、
十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、
三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、
全能の父なる神の右に座したまえり。
かしこより来りて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。
我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、
罪の赦し、身体のよみがえり、永遠の生命を信ず。
アーメン