ごあいさつ

野々川 康弘(ののがわ やすひろ) 主任牧師

私はかつて、ふる里の会というNPO法人で、路上生活者自立支援センターの生活相談員をしていました。

その後、日光オリーブの里という祈祷院でスタッフとして働き、そこから献身をして、東京聖書学校を経て、現在、日本基督教団の牧師をしています。私の趣味はカウンセリングを学ぶことです。

私が思うことは、神の言葉を傾聴出来る人は、人の言葉も傾聴出来るということです。しかし、神の言葉や人の言葉を傾聴することは、かなり難しいと感じている私がいます。しかし、傾聴出来ない自分の発見が、主イエスの十字架との出会いに繋がり、自分の心の癒しに繋がると、私は確信しています。教会は罪人の頭の集まりです。

忌憚なく、自分の罪や、破れを分かち合える場所です。そういう場所を求めている方は、是非教会にお越し下さい。きっとそこに、主イエスの十字架の罪の赦しという一筋の神の光が、差し込むことでしょう。

是非教会で、本音を楽しく分かち合いましょう。

野々川 藍 担任牧師

2024年度から仙台青葉荘教会の牧師となりました野々川藍です。特技は一応、少林寺拳法初段と自慢しています。高校時代の部活動で頑張っていました。

当時は日々筋トレやブルース・リーやスティーブン・セガールの映画などを観て、ハイキックなどのイメージトレーニングに励んでいた大分ユニークな女子でした。

当時、大会で入賞などもしましたが、それでも人知れず抱える自分の心の弱さ、敏感さを克服しきれず悩みに悩んで教会を訪れて、紆余曲折を経て、今に至っています。

皆さんきっと慌ただしい日々をお過ごしだと思います。その中でひととき教会にいらしてほっと一息静まる時を持ちませんか?どなたでもお気軽にお越しください。

私が教会に来たキッカケ

A.A.さん(60代 女性)

わたしの教会生活の始まりは、クリスチャン家庭で育った人との結婚です。自分にない何かを持っている彼に惹かれました。熱心な信徒の父母のところを訪ねると、いつでも、とても温かい空気が流れ、居心地の良さを感じました。

人として、「受け入れられる」「受け止められる」のは、こんなに嬉しいことなんだ!と胸が熱くなりました。わたしは自分を素直に肯定できずに、もがきながら生きてきました。それが、「そのままで良い」と神様から繰り返し言ってもらって、やっと楽に呼吸ができた感じです。

50代最後に大病をしました。まさに人生のピンチ!自分では何もできません。夫が教会の皆さんに頼んでくれ、皆さんは心を込めて日々祈ってくれました。

その時の不思議な平安に包まれたまま今のわたしがあります。もしも孤独に苛まれて、いま泣いている人がいれば、そっと教会の扉をノックしてみることをお勧めします。神の平安を知らないで生きるのは、実に勿体ないと思えるのです。

E.Iさん(40代 女性)

私は祖父母の代から仙台青葉荘教会に繋がるクリスチャン3世です。生まれた時から家族と一緒に毎週の教会学校と大人の礼拝に出るのが当たり前に育ちました。大人になり仕事や出産で思うように礼拝に集えない時期もありましたが、今も教会に繋がる恵みをいただいています。

私はいつも「なぜ神様は能力も性格も平凡な私をクリスチャンとして選ばれたのか?もっと他に神様のお役に立てる力を持った人がいるだろうに。」と疑問に思っていました。

数年前に思いもよらず障害福祉に携わるようになり、その疑問に一つの答えをいただきました。そこでは障害による様々な生きづらさや、複雑で過酷な家庭(生活)環境の中生きている人がいることを知りました。人との関わりに恐怖し心を閉ざす人、自分の体を傷つける事で生きている実感を得る人など、私が生きてきた世界とのギャップに大変ショック受けました。辛い試練に耐えている人々を前に、何の力にもなれず無力感でいっぱいの日々。「なぜ神様は私をここに置かれたのですか?この状況で私に何ができるのですか?」と神様に沢山問いかけました。

数年間仕事を通して沢山の人と出会い、色々な出来事を通して「必ず神様が最善にしてくださる」と信じる自分に出会うことが出来ました。その時、幼い頃から教会や家庭で信仰が養われたこと、クリスチャンホームに生まれたことの恵みに対して素直に感謝することができました。

今では「神様が働いてくださるので、何もできない私がいても大丈夫」と考えられるようになり、以前よりずっと気持ちが楽になりました。今日も「神様の愛の技を現わす器として用いてください」と祈りつつ、これからも神様が出合わせてくださった人々と共に歩んで行きたいと思います。

T.Nさん(50代 女性)

私は学生時代に、クリスチャンの作家で『氷点』などを書かれた三浦綾子さんの本を読んだことがきっかけで教会へ行きはじめました。そこで私の救いのために二千年前に命を捨てて下さったイエス・キリストの存在を知り、この方を信じて生きていこうと決心し洗礼を受けました。                                

仙台青葉荘教会へは、夫の仕事の転勤で県外から越してきて礼拝に出席を始めました。礼拝では牧師先生の語られる、深くけれどもわかりやすい聖書からのメッセージを聞くことができます。また礼拝の中の賛美はパイプオルガンの演奏ですることができ、とてもぜいたくな時をもたせていただいています。

また週の半ばの水曜日の午後は祈祷会に参加しています。日々の感謝や祈りの課題などを分かち合い、祈り合い、励まされています。日曜日の礼拝とは別の聖書の箇所から牧師先生よりメッセージを聞くことができることもうれしいです。

仙台青葉荘教会は歴史が長く、何世代にもわたりこの教会で信仰生活を送られてきた方々も沢山いらっしゃいますが、私達家族のように他の地域から来た者も暖かく迎えて下さっています。