説 教 救い主の誕生
聖 書 マタイ２章１～１２節
先週は、ＣＳの生徒の皆さんとの合同礼拝でした。礼拝後に、第２部としてクリスマスのページェントがありました。３年ぶりでした。すばらしいページェントでしたね。
さて、クリスマスというとみなさん、何を考えるでしょうか。クリスマスの音楽。12月にはいると、デパートやスーパー、いろいろなお店でクリスマスの音楽が奏でられています。ジングルベル、きよしこの夜、牧人ひつじをなど、華やかで、心を浮き浮きさせてくれる音楽です。暖かくて、気持ちよくて、うっとりしますね。
また、煌びやかなイルミネーションもあります。仙台光のページェントでは、定禅寺通りには、イルミネーションの光がまばゆいですね。
ほかにあります。クリスマスというと、何よりもまず心に思うことは、何でしょう？ そうです。プレゼントですね。クリスマスになると、子どもたちはサンタさんがプレゼントを持ってきてくれる。そう思うと、心は浮き浮き、どきどき、さあ、何を持ってくるのだろう。これがほしい。そう、みんな考えてるでしょう？
わたしの娘は小学校６年生になってもサンタがいることを信じていました。いまは、どうでしょうか？
クリスマスは、
１．贈り物をもらうことの喜びです。
みなさんも、プレゼントもらうの好きだと思います。日本の伝統的文化にはお歳暮を贈ります。
赤子のイエス様も黄金、乳香、没薬をいただきました。高価な宝物なんですね。
でも、赤子のイエス様に高価な宝物は似合いません。イエス様は馬小屋にてお生まれになられ、飼い葉おけに寝かせられたのです。
クリスマスは
２．贈り物をすることの喜びでもあります。
博士たち、「東の方からエルサレムに来て」とあります。何年もかけて、イエス様を捜し求めて
いたのです。救い主としてお生まれになったイエス様に会いたい。そして、贈り物を捧げたいという気持ちを持っていたのです。
皆さんは、贈り物（プレゼント）をもらうことは大好きですよね。そして、あげることができるようになるといいかもしれません。アメリカの宣教師と親しくなったことがあります。彼らは、「クリスマス破産」といい、クリスマスに贈り物をするために破産してしまうのではないかと、心配するそうです。それくらいに、プレゼントで心砕くのです。信じられないくらいです。何と、借金してまでも、クリスマスプレゼントをするのです。大盤振る舞いです。
クリスマスは、
３．独り子イエス様をわたしたちに与えてくださった、神様の愛の贈り物です。
そして、イエス様も贈り物を世界のすべての人々に与えてくださいました。イエス様が何を与えられたか。それは、十字架です。イエス様はご自身を与えられたのです。いのちそのものです。すべての人にイエス様はご自分のいのちを与えてくださったのです。
そして、イエス様のいのちを受けて、すべての人が生きるようになったのです。いのちを与えられたのです。
クリスマスは、本当はそのことを喜ぶ日なのです。
